Translating Noh: How Is Cultural Translation Possible?

国際日本学研究叢書8

sousyo8

 この叢書には、以下の内容を収録している。

巻頭言 星野勉

目次 

序にかえて 山中玲子

【講演】

能翻訳を考える ロイヤル・タイラー

【シンポジウム1 謡曲の翻訳をめぐって】

能のテキスト:舞台とその表現 モニカ・ベーテ
言語の浮き橋—禅竹の謡曲を英訳すること— ポール・S・アトキンス
謡曲にとって詩とは何か マイケル・エメリック

【シンポジウム2 能楽論の翻訳をめぐって】

能楽論の翻訳をめぐる所感、二つ三つ 表章
世阿弥の英語 トム・ヘヤー
“心より心に伝ふる花”は英訳可能か シェリー・フェノ・クイン

【研究報告1】

謡曲翻訳の歴史 マイケル・ワトソン
フェノロサ・パウンド・小西甚一−翻訳における創造的誤解− 竹内晶子
ヨーロッパにおける能翻訳:栄光の過去—不安な未来 スタンカ・ショルツ=チョンカ

【大学院生研究発表】

〈班女〉訳におけるR.タイラー氏の翻訳方法とその意義 小川健一
「なつかし」様々−〈井筒〉〈野宮〉を中心に− 柳瀬千穂
和解の過程—〈弱法師〉と『リア王』二組の父子を中心に 式町眞紀子

【研究報告2】

ワークショップ報告—英訳〈千手〉を読む— スティーヴン・G・ネルソン
ワークショップ報告—能翻訳を考える〈田村〉— ジョン・M・ブロウカリング
世阿弥伝書の翻訳の問題点—「世阿弥伝書用英訳リスト」作成のために— 伊海孝充

【報告】

大学院ゼミ「謡曲の英訳を読む」の報告−国際研究集会「能の翻訳を考える」実現までの経緯− 山中玲子

付1 国際研究集会開催趣意書

付2 タイムテーブル

付3 執筆者名一覧