国際日本学研究叢書16

 

国際日本学研究叢書16(2012年3月31日発行)

 

目次

国際日本学研究叢書16
『日本のアイデンティティ-形成と反響』刊行にあたって     安孫子 信

Anthropology, Colonialism and National Identity in Japan:
Some Remarks on Their Systemic Relationship           Hans Dieter Öelschleger

シンポジウム「日本のアイデンティティ-形成と反響」
紛争のアイデンティティ-伊波普猷と柳田国男の思考における沖縄人    ローザ・カーロリ

Travel Guides to th Empire:
The Production of Tourist Images in Colonial Korea       PAI Hyung Il

端午の節句の変容:中国的から日本的へ、
女性的から男性的への転換                  王 秀文

Ishibashi Tanzan”s‘small Japan Policy’ and
His Notion of Japan in the Interwar Period            SUZUMURA Yusuke

「やわらぐ国」日本という自己像               小林 ふみ子

Eloges du Japon et de la japonité au seuil du XVIIIe siècle
–Nishikawa Joken (1648-1724) et la culture de Nagasaki     Annick HORIUCHI

Bones and Japanese Identity           Timon SCREECH

“From Aizawa Seishisai’s vision of Christianity to State Shintô”    Josef KYBURZ

明治維新:発明された「復古」と、再生する歴史のメタファー  川田 順造

Presse et identité d’état au début de l’ère Meiji          Christiane SÉGUY

物語性によるアイデンティティーの構築             島田 信吾

西周による「哲学」の導入と日本という地平           安孫子 信

周縁「日本」のアイデンティティ
-丸山眞男の「古層」論を手掛りとして             星野 勉

国号「日本」「日の本」の起源とその意味、そして後代への影響
-近年の国号論議の隆盛をうけて-               小口 雅史