国際日本学研究叢書10

 

国際日本学研究叢書10
『翻訳の不可能性』
 [2007年アルザス・シンポジウム報告]
(2010年2月25日発行)
国際日本学研究叢書10『翻訳の不可能性』刊行にあたって / 安孫子 信
◆翻訳の不可能性とは何か / ジョセフ・キブルツ(翻訳:安孫子 信、鈴村 裕輔)
◆西周と翻訳の問題 / 安孫子 信
◆“Religion”と“宗教” ―明治期における翻訳と解釈の問題―
/ ハルトムート・ローテルムント(翻訳:相良 匡俊)
◆「漢字文化」体験から教えられる日本文化 / 王 敏
◆パリ警視庁と東京警視庁 ―行政制度に関する翻訳の可能性と不可能性― / 相良 匡俊
◆翻訳不可能なものと、翻訳しなくてよいもの 能―引用のタペストリーの翻訳  / 山中 玲子
◆言葉を越えて? 翻訳不可能なものを翻訳すること:「糸引き歌」の場合
/ サンドラ・シャール(翻訳:安孫子 信、アドリアン・ベッカム)
◆近世文学における主語・近世文化における連  / 田中 優子
◆ジャーナリズムの概念は輸入できるか―明治初期における反政府的な可能性をもつものの導入について―
/ クリスティアーヌ・セギー(翻訳:相良 匡俊)
◆翻訳のずれ ―「社会」という概念を例に  / 島田 信吾
◆「翻訳」と日本文化の自立性  / 星野 勉
◆グローバル化された世界における「翻訳文化」  / イルメラ・日地谷=キルシュネライト(翻訳:山中 玲子)