国際日本学研究叢書6
国際日本学研究叢書 6 『日本学とは何か−ヨーロッパから見た日本研究、日本から見た日本研究−』 (2007年3月31日発行) |
◆刊行にあたって—日本学とは何か—/星野勉 |
◆《Japanese studies》Seen from Europe, seen from Japan 日本学とは何か/ジョセフ・キブルツ |
◆知識の生産、内発的vs外発的/ハルミ・ベフ(翻訳:木島泰三) |
◆境界を越えて−文化人類学的日本研究の場合/桑山敬己(翻訳:千田啓之) |
◆人類学者たちとその地域−ヨーロッパ/日本的アプローチに関する諸考察/ジョイ・ヘンドリー(翻訳:木島泰三) |
◆文化比較と翻訳−文化社会学的考察/島田信吾(翻訳:大橋基) |
◆ヨーロッパと日本に於ける空間と時間の知覚—文化相対主義の弁護—/ジョセフ・キブルツ(翻訳:鈴村裕輔) |
◆韓国における植民地遺産と日本研究/崔吉城 |
◆中華文化の領分と日本文化の領分−ヨーロッパの観点から/ウィリー・ヴァンドゥワラ(翻訳:松井久) |
◆「古き佳きヨーロッパ」像の呪縛−日本学・地域研究の知的生産とその脱オリエント化の困難/シュテフィ・リヒター(翻訳:鈴村裕輔) |
◆伸びゆく日本の文化力—フランスにおけるマンガの場合—/ジャン=マリ・ブイス(翻訳:山梨牧子) |
◆言葉から見える江戸時代の多様な人々/田中優子 |
◆伝統と同時代性−能楽研究の国際化は可能か/山中玲子 |
◆国史と日本史の差異—19世紀前半期の日本における一揆・祭礼の集合心性と秩序—/澤登寛聡 |
◆日本思想史のあり方を考える−丸山眞男を通じて−/アニック・ホリウチ |
◆花見は日本独特の文化か?/白幡洋三郎 |
◆国民国家をめぐる民族学と民俗学—柳田国男からの展開—/樺山紘一 |
◆和辻哲郎の哲学のポテンシャル/星野勉 |
◆趣味の国民性をどう扱うか—九鬼周造の日本、ベルクソンのフランス—/安孫子信 |
◆真の異文化理解は可能か—教室のイメージを例として—/相良匡俊 |
◆ヨーロッパの博物館・美術館保管の日本コレクションと日本研究の展開/ヨーゼフ・クライナー |