国際日本学研究叢書11
国際日本学研究叢書 11 『異文化としての日本−内外の視点−』 (2010年3月31日発行) |
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序論(序文に代えて) |
◆異文化としての日本 −内外の視点−/王 敏 |
Ⅰ 日中比較の視点による文化学の展開 |
◆仏教受容の仕方から見た日中〔印〕の比較文化/植木 雅俊 |
◆「五・四運動」勃発原因と日本/王 虹 |
◆学問体系における「脱亜論」−福沢諭吉の儒学批判の論理−/周 程 |
◆共生・共存・共栄のための日中比較文化論−異文化理解とコミュニケーションを中心に−/王 秀文 |
◆現代政治をめぐる「雑居的寛容」と「雑種文化」−「相互理解としての日本研究」と国際理解教育のために− /大藪 敏宏 |
◆日中「松」のイメージの比較および文化学の解読−『万葉集』と『全唐詩』を中心として−/張 石 |
◆芥川龍之介の『支那遊記』−章炳麟とのギャップを中心に−/魏 大海 |
Ⅱ 多文化の中における日本文化論 |
◆日本文化再訪 −多文化主義について−/加藤 周一 |
◆江戸文化研究は中国を必要としている −欧米研究者を事例にして−/田中 優子 |
◆「日本を方法とする」日本学の新展開/楊 偉 |
◆明治日本の女子教育に対する津田梅子の貢献−“屋根裏部屋書簡”と関連文書を手がかりに− /陶 徳民(翻訳:王 童童) |
◆日本浄土信仰の流れと法然の思想について/趙 仲明(翻訳:中野 英夫) |
◆「天孫降臨」の真義 −神話の文化学的研究−/¥李 国棟 |
◆詩人黄瀛の光栄 −書簡性と多言語性−/岡村 民夫 |
Ⅲ アジアの現代と日本の相関関係 |
◆文明・文化の新しい定義と東アジア/小倉 紀蔵 |
◆現代韓国における日本研究の変遷と動向/小針 進 |
◆東アジア諸国の同質性と多様性/光田 明正 |
◆日本化された台湾?中国化された台湾?あるいは日本化された台湾? −文化マッピングと文化政策の弁証法的関係− (上)/王 向華・邱愷欣(翻訳:鈴村 裕輔) |
◆植民地的「和解」のゆくえ−戦後から七○年代までの日本社会における霧社事件文学をめぐる一考察/李文茹 |