去る2024年12月20日（金）、文化人類学者の川田順造先生（本研究所客員所員）が逝去されました。
享年90歳でした。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

法政大学国際日本学研究所（HIJAS）は、
川田順造先生の国際日本学発展への生前のご貢献に感謝するため、
所員二名による追悼のことばを掲載いたします。

◆ 川田順造先生への感謝
安孫子信（法政大学名誉教授／国際日本学研究所客員所員）

◆ 川田順造先生を偲んで
鈴村裕輔（名城大学外国語学部准教授／法政大学国際日本学研究所客員所員）

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川田順造先生が過去に参加してくださいましたHIJASのシンポジウムや研究会などの詳細について
各開催報告記事や刊行物などをご参照いただくことができます。

●アルザスシンポジウム

開催年度	開催報告	掲載刊行物
2009年度	“Body and Embodiment”／『人体と身体性』 （*ニューズレターNO.12　pp.2-4）	国際日本学研究叢書13
2010年度	“Japan’s Identity ? Formation and Reaction” 『日本のアイデンティティ―形成と反響―』	国際日本学研究叢書16
2011年度	“Symbols of Japanese Identity” 「日本のアイデンティティを〈象徴〉するもの」	国際日本学研究叢書17
2012年度	“National Identity and Religion” 『国家アイデンティティと宗教』	国際日本学研究叢書20
2013年度	“Asia at the Core of Japanese Identity” 『日本のアイデンティティとアジア』	国際日本学研究叢書21
2014年度	“Japan and Its Future: Japanese Identity in the Maelstrom of Globalisation” 『〈日本意識〉の未来―グローバリゼーションと〈日本意識〉』	国際日本学研究叢書24

●その他のおもなシンポジウム・研究会等

開催日	開催報告	掲載刊行物
2014年7月26日	国際日本学シンポジウム『〈日本意識〉の過去・現在・未来』	『国際日本学』 第13号
2009年7月24日	2009 年度アルザスシンポジウム『人体と身体性』に向けての第2回勉強会	「ニューズレターNo.12」pp.11-12
2010年12月11日・12日	国際シンポジウム『日本民俗学・民族学の貢献－昭和前半』	『近代〈日本意識〉の成立』（2012）東京堂出版
2011年5月20日・21日／6月10日・11日	国際シンポジウム『日本民俗学・民族学の貢献—昭和20-40年代まで—』
2012年3月10・11日	国際シンポジウム『岡正雄－日本民族学の草分け』	『日本民族学の戦前と戦後－岡正雄と日本民族学の草分け』（2013）東京堂出版
2013年10月18日・19日・20日	国際シンポジウム『日本とはなにか－日本民族学の２０世紀－ 鳥居・澁澤・梅棹・佐々木』	『日本とはなにかー日本民族学の二〇世紀』（2014）東京堂出版 ※川田先生のご論文は掲載されていません
2018年2月25日	江戸東京研究センター設立記念シンポジウム『新・江戸東京研究－近代を相対化する都市の未来－』	【EToS叢書１】『新・江戸東京研究―近代を相対化する都市の未来』（2019）法政大学出版局

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