『国際日本学』第10号

『国際日本学』第10号(2013年3月29日発行)
研究成果報告
◆北東アジアの歴史コンテクストにおける日本モダニズム詩と中国—同人詩誌『亜』と『銅鑼』を中心に−/楊 偉
◆日本におけるユネスコ「世界遺産」の受容形態:「旅」による「世間」と「権威」の変容からの一考察/安井 裕司
◆映画での劇的なピクチャレスク:黒澤明『乱』をめぐって/マートライ ・ ティタニラ
◆『東洋の理想』における岡倉覚三のアジア論の構造/鈴村 裕輔
◆偽りの「日本」/井上 亘
小特集「大連シンポジウム 2011」
◆中国における二宮尊徳思想研究の現状と及び展望/秦 頴
◆現代中国の法体系に対する日本の影響力の低下について/王 暁慧
◆口述史学による「満州国」留学生予備校への一考察/劉 振生
◆明治啓蒙思想家の中国理解—西周と福沢諭吉—/安孫子 信
◆唐から見た古代日本/井上 亘
◆古代東アジア世界のなかの日本の自国認識—大唐帝国は日本律令国家の「隣国」か「蕃国」か—/小口 雅史
若手研究者論文
◆漆器産業の再生に向けて〜原点回帰に活路を〜/漆原 拓也
◆賢治のみつめた東京/人見 千佐子
◆『太平記忠臣講釈』の義平について—水滸伝の視点から—/周 萍
研究アプローチ活動報告    田中 優子,ヨーゼフ・クライナー, 王 敏,安孫子 信,小口 雅史
彙報
◆『国際日本学』第10号は,法政大学学術機関リポジトリにて電子版を公開中です。詳細はこちらから