『国際日本学』第21号

『国際日本学』第21号(2024年2月10日発行)
研究成果報告
◆怪異を語る寺田寅彦/横山 泰子
◆「第一世界」と「第三世界」のはざまで
――日本の60 年代における「第三世界論」との出会いと戸惑い――/髙田 圭
◆昭和の室町問屋と職人たち2 ――絹の大衆化――/岡本 慶子
◆石橋湛山と政治資金の関係についての予備的検討/鈴村 裕輔
◆日本人会社員の規範意識と人間関係
――英語圏在住日本人と日本在住日本人による英語発話の対照分析――/四谷 晴子
◆オランダの Society for Japanese Art の成り立ちと初期の活動
――創成期の会報と協会アーカイブズを中心に――/堀 咲子

特集「日本のトランスナショナリズムと帝国」(第5回アルザス新世代ワークショップ)
◆特集「日本のトランスナショナリズムと帝国」に寄せて/髙田 圭
◆日本のコロニアル・アンビバレンス
――ジョセフ・ コンラッドと大佛次郎の政治的両義性――/下村 杏奈
◆日本帝国における「クーリー」の表象
――満州のプロパガンダ写真――/ヤスミン・ルカト
◆善意のある帝国?米軍占領下日本女性雑誌における女性解放と民主主義の表象/ヤーナ・アレズィン

若手研究者論文
◆「黄粱夢」と「南柯夢」――能〈邯鄲〉における『南柯太守伝』受容の可能性――/李 蘇洋

史料紹介
◆フランス国立図書館蔵『職貢図』の「庫野」について/中村 和之

2022年度活動報告
彙報
論文執筆要領

 

◆『国際日本学』第21号は,法政大学学術機関リポジトリにて電子版を近日公開予定です。詳細はこちらから