内と外からのまなざし
内と外からのまなざし |
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「内と外からのまなざし」星野 勉編 三和書籍刊(TEL03-5395-4630) 定価:(本体3,500円+税) |
はじめに/星野 勉 |
日本学とは何か/ジョセフ・キブルツ |
Ⅰ 日本研究、「内」と「外」からのまなざし |
知識の生産、内発的vs外発的/ハルミ・ベフ(翻訳:木島 泰三) |
境界を越えて —文化人類学的日本研究の場合—/桑山 敬己(翻訳:千田 啓之) |
人類学者たちとその地域 —ヨーロッパ/日本的アプローチに関する諸考察—/ジョイ・ヘンドリー(翻訳:木島 泰三) |
「古き佳きヨーロッパ」像の呪縛 —日本学・地域研究の知的生産とその脱オリエンタリズム化の困難) /シュテフィ・リヒター(翻訳:鈴村 裕輔) |
文化比較と翻訳 —文化社会学的考察—/島田 信吾(翻訳:大橋 基) |
友日からの日本研究へ/崔 吉城 |
中国文化の領分と日本文化の領分 —ヨーロッパの観点から—/ウィリー・ヴァンドゥワラ(翻訳:松井 久) |
Ⅱ 日本文化、「内」と「外」からのまなざし |
ヨーロッパと日本に於ける空間と時間の知覚—文化相対主義の弁護—/ジョセフ・キブルツ(翻訳:鈴村 裕輔) |
日本思想史のあり方を考える—丸山眞男論を通じて—/アニック・ホリウチ |
ヨーロッパの博物館・美術館保管の日本コレクションと日本研究の展開/ヨーゼフ・クライナー |
真の異文化理解は可能か —教室のイメージを例として—/相良 匡俊 |
伸びゆく日本の文化力 —フランスにおけるマンガの場合—/ジャン=マリ・ブイス(翻訳:山梨 牧子) |
Ⅲ 日本文化をひらく |
国民国家をめぐる民族学と民俗学—柳田国男からの展開—/樺山 紘一 |
言葉から見える江戸時代の多様な人々/田中 優子 |
一揆・祭礼の集合心性と秩序 —百姓一揆絵巻『ゆめのうきはし を素材にして—/澤登 寛聡 |
伝統と同時代性—能楽研究の国際化は可能か—/山中 玲子 |
和辻哲郎の哲学のポテンシャル /星野 勉 |
趣味の国民性をどう扱うか–九鬼周造の日本、ベルクソンのフランス-/安孫子 信 |
おわりに「国際日本学」とは何か–「翻訳」から見えてくるものを手がかりに-/星野 勉 |
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