ブルキナファソ共和国ワガドゥグ大学クリディアティ学長の研究所訪問(2011.3.11)

2011年3月
ブルキナファソ共和国ワガドゥグ大学クリディアティ学長の研究所訪問

 

  • 日 時:2011年3月11日(金)15:00〜
  • 場 所: 法政大学国際日本学研究所(HIJAS)

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左より 安孫子所長(教授)、増田壽男総長、クリディアティ学長、林本部長

日本外務省のオピニオン・リーダー招聘で来日中の,西アフリカ,ブルキナファソ共和国の国立ワガドゥグ大学ジャン・クリディアティ学長が,さる3月11日,大震災当日に,法政大学ならびに国際日本学研究所を訪問された。訪問予定時間はまさに大地震勃発時で,大学は全学,靖国神社に退避中であって,増田総長と研究所所長安孫子とが,その靖国神社境内で,激しい余震に揺られながら,クリディアティ学長をお迎えした。異常事態の中での会談は,短時間のものではあったが,ワガドゥグ大学からは,近々に外国語教育の一環で,日本語教育を開始する予定であること,ついては,法政大学,とくに国際日本研究所からの協力を得たいという要請が行われ,それに対して,増田総長からは,可能な協力は惜しまないとの返答がなされた。歴史的な震災のただ中で,有意義な,そしてまさに「忘れられない会見」(クリディアティ学長)が行われたわけである。

【記事執筆:安孫子 信(法政大学国際日本学研究所所長、文学部教授)】