【オンライン開催案内】国際日本学研究所主催 新しい「国際日本学」を目指して(9)公開研究会 「故郷にとっての移民――占領期の広島と在米広島県人の貿易業者」(2021年2月24日)2021/01/13

法政大学国際日本学研究所主催
新しい「国際日本学」を目指して(9)公開研究会

「故郷にとっての移民――占領期の広島と在米広島県人の貿易業者」

私ども法政大学国際日本学研究所は、文部科学省21世紀COEプログラムに「日本発信の国際日本学の構築」が、文部科学省私立大学学術研究高度化推進事業(学術フロンティア推進事業)に「日本学の総合的研究」が同時に採択された2002年に設立されました。以来、メタサイエンスとしての国際日本学(国際日本学とは何か)を追い求めてきましたが、本研究所の事業が社会的に認知されるようになるにつれ、研究対象とする 時代や地域、分野を広げる段階に入ったと認識しました。2018年に「新しい「国際日本学」を目指して」と題する公開研究会を開始し、多様な専門分野の研究者を招いての研究会を継続し、現在に至ります。

そうした企画の第九弾として、本学理工学部 川口悠子氏による公開研究会「故郷にとっての移民――占領期の広島と在米広島県人の貿易業者」をオンライン開催いたします。ご関心をお持ちの方は、ぜひご参加下さい。


▲チラシ
(クリックするとPDFデータをご覧いただけます)

◆報告要旨
第二次世界大戦直後、広島が原爆による壊滅的な被害からの復興に立ち上がり、平和運動や被爆者運動が芽生える過程をつぶさに見ていくと、外国の人々との交流があったことが分かる。この交流は「ヒロシマ」が世界的に知られる契機となり、また広島においても、原爆被害に対する認識に影響を与えた。本報告では日系アメリカ人、とりわけ貿易業者との関係を事例に、このような交流が広島の地域社会でいかなる意味を持っていたかを検討する。それをつうじて、被爆都市としての広島の歴史を、明治時代以来の出移民の歴史と接合することを試みたい。

■開催日時  2021年2月24日(水)14時~15時30分

■報告者
川口 悠子(法政大学理工学部准教授)

■コメンテーター
根津 朝彦(法政大学国際日本学研究所客員所員・立命館大学産業社会学部准教授)

■司会
横山 泰子(法政大学国際日本学研究所長・理工学部教授)

■会場  オンライン(Zoom使用)にて開催

■参加費無料

■事前申込が必要です。【事前申込締切】2月24日(水)午前9時
お申込みいただいた方にのみ接続先をお知らせいたしますので
必ず事前申込をお願いいたします。
https://forms.gle/8CjMJSjR5Nnskfv79

■主催  法政大学国際日本学研究所

■お問合せ先
法政大学国際日本学研究所事務室
E-mail:nihon@hosei.ac.jp
TEL :03-3264-9682

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