【研究所訪問】クリスティアン・オーバーレンダー教授のHIJAS訪問(2015.11.11)2015/11/20

クリスティアン・オーバーレンダー教授のHIJAS訪問

2015年11月11日(水)、17時30分から19時まで、ドイツのマルティン・ルター大学ハレ-ヴィッテンベルク(ハレ大学)政治学・日本学研究所のクリスティアン・オーバーレンダー教授が法政大学国際日本学研究所(HIJAS)を訪問しました。

今回の来訪は、ハレ大学と法政大学の間の教育・研究面での交流を促進することを目的としており、ハレ大学からはオーバーレンダー教授が、HIJAS側が小口雅史所長、貝塚一郎課長、高畑圭子・グローバル教育センター事務部長、日野好幸・グローバル教育センター事務課長、鈴村裕輔客員学術研究員が参加しました。

オーバーレンダー教授は、政策分析を中心とした現代の日本の社会や文化の研究、19世紀と20世紀を中心とする日本の歴史、さらに1945年以降の日独関係を含む日本の国際関係を主たる研究分野としています。HIJASも、2007年6月19日(火)に開催した国際日本学公開ワークショップ「ドイツ語圏における日本研究の新しい動き」においてオーバーレンダー教授を報告者として招き、「ドイツ史と日本史の比較研究‐1955・6年のドイツと日本の対ソ連国交正常化交渉を例として」と題する発表が行われています。

会談では、まずオーバーレンダー教授がハレ大学の概要説明を行い、続いて法政大学の紹介を高畑部長が、交換留学生受け入れプログラム(ESOP)の概要を日野課長が説明しました。さらに、オーバーレンダー教授がハレ大学における留学生の受け入れの状況をした後に、双方で意見の交換が行われました。

最後に、より良好な関係を築くために、今後も意見の交換や協議を継続して行うこと、さらに、自然・風土・地域・環境といった、HIJASが取り組むことを計画している研究課題に関して相互協力の可能性が検討され、会談は終了しました。
【記事執筆:鈴村裕輔(法政大学国際日本学研究所客員学術研究員)】

20151120Oberlaender
前列左より:小口氏、オーバーレンダー氏
後列左より:高畑氏、鈴村氏、日野氏

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