法政大学国際日本学研究所主催　研究会

『三木清の満洲体験と共生社会論－東亜協同体理念の光と影－』

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【概要】

三木清（1897-1945）は中国東北部の満洲を何度か訪問し、その実体験も活かしながら《日本・東洋・西洋の歴史と文化》について総合的な思索を展開しました。三木が唱えた「東亜協同体論」はそうした思索のエッセンスと言えますが、日本の傀儡国家「満洲国」の成立と崩壊という現実を前にして、三木が描いた東アジア諸民族の協同社会というヴィジョンは淡い夢に終わりました。
本報告では、法政大学市ヶ谷図書館所蔵「三木清文庫」の調査も踏まえて、三木の東亜協同体論を「共生社会の哲学的基礎づけ」として再評価してみます。三木の「東洋的ヒューマニズム」理念についても、国際的な日本学の展開という見地から、その現代的な意義を考察してみます。

 

■日時：2024年7月20日（土）14時00分～16時00分

■会場：法政大学市ヶ谷キャンパス　大内山校舎5階Y506（対面方式）
＊キャンパスマップを確認の上、お出かけ下さい。

交通　飯田橋駅，市ヶ谷駅より徒歩10分
【キャンパス・交通案内】https://www.hosei.ac.jp/ichigaya/access/

■主催：法政大学国際日本学研究所

■報告者：
宮島光志   （富山大学学術研究部元教授・法政大学国際日本学研究所客員所員）

■コメンテーター：
菅沢龍文　（法政大学文学部教授）

■司会：
横山泰子　（法政大学理工学部教授・国際日本学研究所長）

■参加費：
無料

■事前申込をお願いいたします。
【事前申込締切】7月20日（土）午前11時まで

お申し込みはこちら
https://forms.gle/vpYQyQg22cvQLuLd6

■お問合せ先
法政大学国際日本学研究所
〒102-8160　東京都千代田区富士見2-17-1
TEL:03-3264-9682　　FAX:03-3264-9884
E-mail: nihon@hosei.ac.jp

 

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