【開催案内】国際日本学研究所主催・江戸東京研究センター共催 新しい「国際日本学」を目指して(7)公開研究会「東京大空襲を考える-その政治的影響を中心に-」(2019年12月4日)2019/11/09

法政大学国際日本学研究所主催・法政大学江戸東京研究センター共催
新しい「国際日本学」を目指して(7)公開研究会

「東京大空襲を考える-その政治的影響を中心に-」

私ども法政大学国際日本学研究所は、文部科学省21世紀COEプログラムに「日本発信の国際日本学の構築」が、文部科学省私立大学学術研究高度化推進事業(学術フロンティア推進事業)に「日本学の総合的研究」が同時に採択された2002年に設立されましたが、「国際日本学」研究を次の段階に進めるべく、本研究所では新たな研究対象・分野・素材・人材などの開拓に乗り出すこととしました。当面、試行錯誤が続くと思いますが、一歩でも先へ進めることができればと考えています。

そうした企画の第七弾として、本研究所客員学術研究員(法政大学兼任講師・東京大学非常勤講師)鈴木多聞氏による「東京大空襲を考える-その政治的影響を中心に-」を、江戸東京研究センターとの共催で開催いたします。
ご関心をお持ちの方は、ぜひご参加下さい。


▲チラシ
(クリックするとPDFデータをご覧いただけます)

◆報告の概要
1945年3月10日未明の東京大空襲によって下町は焼け野原になりました。夜が明けてから、隅田川にかかる言問橋を渡った人の中には「烏賊を焼いた時のようにピンク色に反りかえって」いた遺体や、乳母車の残骸の側で母親が子供を抱いたまま倒れているのを見た人もいます(『語りつごう平和への願い 東京大空襲墨田体験記録集』)。日暮れ頃、千葉街道を車で通過した東久邇宮盛厚王は「マツの根っ子」のような遺体を見て衝撃を受けます(『昭和史の天皇』)。
本報告では、東京大空襲が、当時の様々な政治勢力や人々に、どのように考えられ、それが「戦後」にどうつながっていったのかを、日米双方の視点から考えることとします。

■日時  2019年12月4日(水)17:00~19:00

■会場  法政大学市ケ谷キャンパス ボアソナード・タワー25階 B会議室

■交通  飯田橋駅,市ケ谷駅より徒歩10分
【キャンパス・交通案内】 http://www.hosei.ac.jp/access/ichigaya.html

■報告者
鈴木多聞(法政大学国際日本学研究所客員学術研究員・法政大学兼任講師・東京大学非常勤講師)

■司会
小口 雅史(法政大学国際日本学研究所長・文学部教授)

■参加費無料・事前申込不要(どなたでも参加可能です)

■主催  法政大学国際日本学研究所
■共催  法政大学江戸東京研究センター

■お問合せ先
法政大学国際日本学研究所事務室
E-mail:nihon@hosei.ac.jp
TEL :03-3264-9682

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