【開催報告】〈日中「混成文化」の現代的価値を考える〉講座(2019.9.26)2019/10/21

日 時: 2019年9月26日(木)14:00-11:00

場 所: 法政大学国際日本学研究所 研究所会議室6

講 師: 盧敏芝(香港公開大学人文社会科学院研究助教授)

題 目: 田漢と大正期の東京

主 催: 法政大学国際日本学研究所 王敏研究室

司 会: 王敏(法政大学国際日本学研究所専任所員、教授)

【講座内容】

中国国歌の作詞を手掛けた劇作家・田漢は大正期、東京に遊学した。当時の日本が西洋に学んだ女性解放論とその女性運動に触れ、初期の作品で女性解放と自由恋愛を訴えた。よって、中国の近代女性論の形成と展開に貢献したとされている。留学経験が田漢の文芸創作に影響を与えたという分析に基づく研究報告であり、頷ける成果である。

 【記事執筆:王敏(法政大学国際日本学研究所専任所員、教授)】


(一列目中央が盧敏芝先生)

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