【開催案内】江戸東京研究センター第3研究プロジェクト「テクノロジーとアート」主催研究会「立原道造―故郷を建てる詩人」(2018年10月26日)2018/10/05

文部科学省補助金「平成29年度私立大学研究ブランディング事業」

江戸東京研究センター 第3研究プロジェクト
「テクノロジーとアート」主催研究会
「立原道造―故郷を建てる詩人」

2017年度に国際日本学研究所とエコ地域デザイン研究センターとの連携による「江戸東京研究」が文部科学省の「私立大学研究ブランディング事業」に採択され、江戸東京研究センターが発足しました。

このたび、江戸東京研究センター 第3研究プロジェクト「テクノロジーとアート」主催の研究会「立原道造―故郷を建てる詩人」を開催いたします。


▲チラシ(クリックするとPDFデータをご覧いただけます)

 

■報告者
岡村 民夫
(法政大学江戸東京研究センター研究員・国際文化学部教授)

■司会
安孫子 信
(法政大学江戸東京研究センター研究プロジェクト・リーダー/文学部教授)

■概要
24歳で夭折した詩人建築家・立原道造。近著『立原道造―故郷を建てる詩人』に基づき、
彼の詩と建築を、下町の東京人による「故郷」の探求として再評価する。師の堀辰雄の場合
と同様、関東大震災とその後の東京下町の激変は、大きな故郷喪失感を彼にもたらした。
1930年代における彼の文学と建築設計は、非常に西洋的でモダンに見えるが、その底には、
下町の木造町屋や看板建築に対する郷愁、江戸東京人的な山岳信仰が見つかる。彼はそうし
た懐かしくバナキュラーなものへの志向を抱えながら、退嬰的な懐旧へ陥ることなく、高原
や郊外に新鮮な「故郷」を捏造する方向へ歩んだのだ。

■日時 2018年10月26日(金)18時30分~20時30分

■会場 法政大学市ヶ谷キャンパス ボアソナード・タワー25階B会議室

■交通 飯田橋駅,市ヶ谷駅より徒歩10分
【キャンパス・交通案内】 http://www.hosei.ac.jp/access/ichigaya.html

■主催  法政大学江戸東京研究センター

■参加費 無料

■参加申込 事前予約不要

■お問合せ先
法政大学江戸東京研究センター事務室
E-mail: edotokyo-jimu◎ml.hosei.ac.jp
※ ◎を@に代えて送信してください
TEL : 03-3264-9682(法政大学国際日本学研究所内)

 

★法政大学江戸東京研究センターウェブサイトはこちらから
https://edotokyo.hosei.ac.jp/

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