【研究所訪問】インドネシア儒教部とPresident大学代表団による訪問とワークショップ(2016.6.3)報告記事を掲載しました2016/06/20

インドネシア儒教部とPresident大学代表団による訪問とワークショップ

2016年6月3日(金)、インドネシア宗教省儒教部とPresident大学の一行5名が法政大学国際日本学研究所(HIJAS)を訪問し、儒教を中心に多文化・多宗教間の文明対話に関するワークショップを開催した。

一行は、 Hj Emma Nurmawati Hadian部長をリーダーに、同部のSwia Asto係長、同省異宗教間コミュニティフォーラムのUbaidillah係長のほか、President大学のChandra Setiawan学長を加えた計5名。

インドネシアは多宗教共存をベースに国づくりが進められてきたことはよく知られる。儒教についても、キリスト教、イスラム教、仏教などの世界宗教と並ぶ位置付けをされている。信者の実態は移住してきた華人系がほとんどとみられる。インドネシア政府の宗教省には儒教部が置かれ、儒教関係者だけでなくイスラム教など他宗教の関係者すら要職にいるという。政府の各部門を通じて、信仰を異にする人たちがそれを共同で支えている。まさに多宗教の、多文化の共生共栄の典型そのものと思われる。

ワークショップでは、主に二つのテーマで議論を展開した。
1.儒教に対するインドネシアと日本及び他の地域との相違点を確認した。
2.宗教とされるインドネシア儒教のありかたと社会発展との相関関係を明確にした。

また、President大学のChandra Setiawan学長からは、法政大学との間で今後も教育・研究における交流を続けて、現実的かつ実施可能の互恵関係を促進したいと述べられた。

HIJAS側が王敏専任所員・教授と佐藤元紀課長らが一行を迎えた。ワークショップでは、王敏が日本における儒教の現状について説明をした。

【記事執筆:王敏(法政大学国際日本学研究所専任所員、教授)】

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当日の様子

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