【開催案内】国際日本学研究所主催 新しい「国際日本学」を目指して(15)公開研究会「現代マンガ研究と伝承文学研究 」(2022年11月26日(土))2022/10/28

法政大学国際日本学研究所主催
新しい「国際日本学」を目指して(15)公開研究会

現代マンガ研究と伝承文学研究
―『鬼滅の刃』竈門禰豆子をめぐる神話的モティーフ―


私ども法政大学国際日本学研究所は、文部科学省21世紀COEプログラムに「日本発信の国際日本学の構築」が、文部科学省私立大学学術研究高度化推進事業(学術フロンティア推進事業)に「日本学の総合的研究」が同時に採択された2002年に設立されました。以来、メタサイエンスとしての国際日本学(国際日本学とは何か)を追い求めてきましたが、本研究所の事業が社会的に認知されるようになるにつれ、研究対象とする 時代や地域、分野を広げる段階に入ったと認識しました。2018年に「新しい「国際日本学」を目指して」と題する公開研究会を開始し、多様な専門分野の研究者を招いての研究会を継続し、現在に至ります。

そうした企画の第十五弾として、神戸大学国際文化学研究推進インスティテュート協力研究員の植朗子氏による公開研究会「現代マンガ研究と伝承文学研究―『鬼滅の刃』竈門禰豆子をめぐる神話的モティーフ―」を開催いたします。ご関心をお持ちの方は、ぜひご参加下さい。

発表概要

現代のマンガ作品の解釈に、伝承文学研究の手法はどのようにもちいられるのだろうか。大正時代の日本を舞台としたバトルマンガ『鬼滅の刃』は、「鬼」と「人間」の「生」をテーマとした作品である。吾峠呼世晴氏による独特な世界観には「昔話」との共通要素が感じられる。本発表では、鬼になってしまった少女・竈門禰豆子(かまどねずこ)について取り上げ、「兄妹」「植物」「禁忌」というモティーフについて、伝承文学・神話学的観点から解釈する。

開催 日時            2022年11月26日(土)14時~15時30分

会  場            法政大学市ヶ谷キャンパス 外濠校舎4階 S405教室
          交通アクセス https://www.hosei.ac.jp/ichigaya/gaiyo/map/

         ◆対面形式のみで開催。オンライン配信は行いません。

報  告  者    植朗子(神戸大学国際文化学研究推進インスティテュート協力研究員)

司  会    横山泰子(法政大学理工学部教授・法政大学国際日本学研究所長)

コメンテーター 鈴村裕輔(名城大学外国語学部准教授・法政大学国際日本学研究所客員所員)

参加費無料

事前申込が必要です。

お申し込みはこちら
https://forms.gle/Cf3yb5RjUTmDvTZa9

オンライン配信は行いません。

集英社様のイベントではありません
お問い合わせは法政大学国際日本学研究所にお願いします。

■お問合せ先
法政大学国際日本学研究所
〒102-8160 東京都千代田区富士見2-17-1
TEL:03-3264-9682  FAX:03-3264-9884
E-mail: nihon@hosei.ac.jp

 

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