【研究所訪問】松尾光氏の本研究所訪問(2020年1月16日)2020/01/17

日時:2020年1月16日(木)

場所:法政大学国際日本学研究所(HIJAS)所長室

2020年1月16日、奈良県立万葉文化館研究顧問・名誉研究員の松尾光氏が、
HIJASを訪れて、日本古代史料の電子化の現状について情報交換を行った。本研
究所ではこれまでも様々なデータベースを作成しHPにて公開している。

図書・資料閲覧、データベースサービス
https:/hijas.hosei.ac.jp/database-services-top

松尾氏もこれまで奈良県立万葉文化館をはじめとした諸勤務先で、古代史料の
電子化に携わってこられた。その経験を踏まえて、今回はHIJASにおける具
体的な作業方法について実際に見学しながら情報を収集したいというのが主目的
であったが、同時に、膨大な時間がかかる作業であるということから、両者で協
力できるところは協力し合い、またこれまでの成果を交換できるものは交換する
という形で省力化を図り、さらにいっそうの電子化を促進したいという意向もあっ
た。

所内の設備を一通り案内したあと、これまでの電子化の成果について具体的に提
示し合った結果、かなりの重複がある一方、片方でしか電子化されていないもの
も相互にかなりあり、今後の作業協力が有力であることが確認された。

これから具体的に密に情報交換しながら、今後の展開方法を再検討することを
約して散会となった。

【記事執筆:小口 雅史(法政大学国際日本学研究所所長、文学部教授)】


(右より松尾光氏、小口雅史所長)

 

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