「人間・周恩来及び周恩来の日本留学」ワークショップ　開催報告

・日 時： 2016年4月25日（月）11時～14時
・場 所： 法政大学九段校舎別館3階　研究所会議室6

周恩来元総理の姪周秉宜女史が語る「人間・周恩来」を中心に、王敏研究室が「人間・周恩来及び周恩来の日本留学」というワークショップを主催、開催した。

周秉宜女史は周恩来の弟周恩寿の三女。1949－1968年、中南海で周恩来ご夫妻と一緒に生活した。現在、中国の中央文献研究室周恩来研究会常務理事、南開大学周恩来研究センター特任研究員として活躍している。周恩来に関する論文、著書も多数ある。教養溢れる周女史を囲み、日本で学ぶ中国人大学院生と中国政府の派遣による「訪問学者」らが、近距離のデスカッションを展開し、人間・周恩来のありかたに迫っていくことができた。また、本学大学史の研究成果の一部と本研究所から発刊した論集の内容について、活発な議論を広げた。

【記事執筆：王敏（法政大学国際日本学研究所専任所員、教授）】

会場写真（一列目中央は周秉宜女史、その左側はご主人の任長安氏、右側は王敏氏）

 

本研究所より刊行した『国際日本学叢書２３　百年後の検証・中国人の日本留学及びその日本観』（2015年）

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