【開催案内】江戸東京研究センター 第2研究プロジェクト「江戸東京の「ユニークさ」」主催シンポジウム「追憶のなかの〈江戸〉」(2019年2月20日・21日)2018/12/17

文部科学省補助金「平成29年度私立大学研究ブランディング事業」

江戸東京研究センター 第2研究プロジェクト
「江戸東京の「ユニークさ」」主催シンポジウム
追憶のなかの〈江戸〉
-江戸は人びとの記憶のなかでどのような都市として再構成されたのか-

2017年度に国際日本学研究所とエコ地域デザイン研究センターとの連携による「江戸東京研究」が文部科学省の「私立大学研究ブランディング事業」に採択され、江戸東京研究センターが発足しました。

このたび、江戸東京研究センター 第2研究プロジェクト「江戸東京の「ユニークさ」」主催シンポジウム「追憶のなかの〈江戸〉-江戸は人びとの記憶のなかでどのような都市として再構成されたのか-」を開催いたします。


▲チラシ(クリックするとPDFデータをご覧いただけます)

 

■概要
〈追憶〉という行為は江戸時代に始まっていました。その代表的なジャンルである考証随筆をはじめ,近世・近代の小説や詩歌など,江戸にかかわる記述,すなわち人びとの記憶のなかで,江戸という都市はどのように再構成されたのでしょうか。そこで選ばれた対象,光が当てられた面はなんだったのか,反対に目を向けられなかったもの,側面とはなんだったのか。そこで再確認された〈江戸〉像,またそこに生きる/生きた人びとのアイデンティティとは,どのようなものであったのか。こうした問題について,多方面から探ってみたいと思います。

■日時 2019年2月20日(水)13:00~17:30,2月21日(木)10:00~17:00

◆2019年2月20日(水)13:00~17:30

真島 望(成城大学) 菊岡沾凉著『本朝世事談綺』考-享保期江戸の風俗考証-
小林 ふみ子(法政大学) 大田南畝と武家故実家瀬名貞雄の考証
有澤 知世(国文学研究資料館) 山東京伝と元禄歌舞伎
神田 正行(明治大学) 馬琴の江戸地理考証
金 美眞(韓国外国語大学) 近世期の日本人と朝鮮人の目で見た〈江戸像〉
全体討論

◆2019年2月21日(木)10:00~17:00

阿美古 理恵(国際浮世絵学会事務局) 考証随筆のなかの師宣と一蝶
佐藤 悟(実践女子大学) 千年飴をめぐる諸問題-柳亭種彦の考証随筆-
中丸 宣明(法政大学) 明治における考証随筆
合山 林太郎(慶應義塾大学) 近世・近代の漢詩文における江戸の〈名所〉と〈風景〉
出口 智之(東京大学) 近世絵入り文芸の残照-近代口絵・挿絵に残る江戸-
大塚 美保(聖心女子大学) 鷗外歴史叙述に見る〈江戸〉の座標系
関口 雄士(法政大学) 石川淳の〈江戸留学〉
全体討論

 

■会場 法政大学 市ヶ谷キャンパス 富士見ゲート棟6階 G602教室

■交通 飯田橋駅,市ヶ谷駅より徒歩10分
【キャンパス・交通案内】 http://www.hosei.ac.jp/access/ichigaya.html

■主催  法政大学江戸東京研究センター

■参加費 無料

■事前申込 不要

■お問合せ先
法政大学江戸東京研究センター事務室
E-mail: edotokyo-jimu◎ml.hosei.ac.jp
※ ◎を@に代えて送信してください
TEL : 03-3264-9682(法政大学国際日本学研究所内)

 

★法政大学江戸東京研究センターウェブサイトはこちらから
https://edotokyo.hosei.ac.jp/

お知らせ一覧へ戻る