【研究所訪問】日中友好会館留学生事業部の本研究所表敬訪問 (2016.4.4)2016/04/19

日中友好会館留学生事業部の本研究所表敬訪問

2016年4月4日(月)午後、公益財団法人日中友好会館留学生事業部の夏瑛部長が法政大学国際日本学研究所を訪れ、今後の学術交流や共催による研究会の開催などについて王敏教授と意見交換をした。

日中友好会館は、日中国交正常化 10 周年を期して、両国政府首脳の合意により共同事業として設立された共同運営の両国友好のシンボルであり、人文科学分野の研究や、教育交流の拠点として役割を果たしてきた。その事業の一部である後楽寮は中国人国費留学生と若手研究者を対象に、1985年に設立されて以来、累計4600人の留学生を受け入れている。
同会館では学際的総合研究の参考となるセミナー「後楽講堂」がこれまでに計60回開催され、日中両国の各分野の専門家を講師に招請した。寮生たちにとっては、政治、経済、文化から日本での生活の豆知識に至るまで多彩な知的交流の拠点となっている。

そこで今後の活動の一環として、法政大学国際日本学研究所の王敏研究室は「後楽講堂」との共催により、年間3-4回の日本とアジア講座を後楽寮内で開催することに合意した。

【記事執筆:王敏(法政大学国際日本学研究所専任所員、教授)】

20160404nityu

左より:夏瑛氏、王敏氏

お知らせ一覧へ戻る