国際日本学研究叢書8

国際日本学研究叢書8
『能の翻訳−文化の翻訳はいかにして可能か−』

(2007年5月31日発行)
sousyo8
◆巻頭言/星野勉
◆序にかえて/山中玲子
講演
◆能翻訳を考える/ロイヤル・タイラー
シンポジウム1 謡曲の翻訳をめぐって
◆能のテキスト:舞台とその表現/モニカ・ベーテ
◆言語の浮き橋—禅竹の謡曲を英訳すること—/ポール・S・アトキンス
◆謡曲にとって詩とは何か/マイケル・エメリック
シンポジウム2 能楽論の翻訳をめぐって
能楽論の翻訳をめぐる所感、二つ三つ 表章
◆世阿弥の英語/トム・ヘヤー
◆“心より心に伝ふる花”は英訳可能か/シェリー・フェノ・クイン
研究報告1
◆謡曲翻訳の歴史/マイケル・ワトソン
◆フェノロサ・パウンド・小西甚一−翻訳における創造的誤解−/竹内晶子
◆ヨーロッパにおける能翻訳:栄光の過去—不安な未来 /スタンカ・ショルツ=チョンカ
大学院生研究発表
◆〈班女〉訳におけるR.タイラー氏の翻訳方法とその意義/小川健一
◆「なつかし」様々−〈井筒〉〈野宮〉を中心に−/柳瀬千穂
◆和解の過程—〈弱法師〉と『リア王』二組の父子を中心に/式町眞紀子
研究報告2
◆ワークショップ報告—英訳〈千手〉を読む—/スティーヴン・G・ネルソン
◆ワークショップ報告—能翻訳を考える〈田村〉—/ジョン・M・ブロウカリング
◆世阿弥伝書の翻訳の問題点—「世阿弥伝書用英訳リスト」作成のために—/伊海孝充
報告
◆大学院ゼミ「謡曲の英訳を読む」の報告−国際研究集会「能の翻訳を考える」実現までの経緯−/山中玲子
付1 国際研究集会開催趣意書
付2 タイムテーブル
付3 執筆者名一覧